ウイリアム・スワンソン
William Swanson

私の描く世界は巧みに工作された環境の図的な表現である。常に移り変わる自然の人工的な情景とその改造の色々な形を現そうとして いる。自然界から選ばれた部分は構造の限界と分類の中に持続するのである。樹木、植物、キノコは寒々とした眺望を結晶化し繁栄す るのである。壁は世界が樹木で覆われるのを防ぐのである。私は風景の下にある骨組みをさらけ出し、隠された層を見出されるように する。そこで発見されるのは自ずから派生したものによって汚染された構築世界の廃墟である。高速道路と雑な都市計画と積み上がる ごみの山の視覚的観察は新しい建築物に対する足がかりとなっている。私が行う仕事は図的で分解された部分の過去と未来の縮図を視 覚化しようとすることなのである。
最近の作品は集合体となった形や複数の構成部分が中央にまとまるように存在している。隔離された地面は崩壊および変化していく状 態で表されている。崩れ行く集合体は再び見出されるのを待ちながら、漂いまた沈んでいくのである。
私はその風景作成を喚起させる多数の写真ベースからのイメージを作り出す。また初期生態学ムーブメントからの生物学のテキスト ブックや本は抽象的言語を上手く表すのに良い材料となってくれている。私は手書きで輪郭を描きながら膨らんでゆく資料に加えてい くという選択を行っている。絵を描く段階で見出される発見はこのイメージの源を集めるのに貢献し、私に直感的なアプローチを可能 にしてくれるのである。