スティーブン・ジアネッティ
Stephen Gianetti

Marx & Zavatteroにおける4度目の個展となるサンフランシスコエリア在住のスティーブン・ジアネッティが新しい作品群を7月11日から8 月22日まで展示することとなりました。ジアネッティはフレンチ・ポリェスターに油絵の具にて重なり合う色の輪を描くという作品を白 時に黒の、黒字に白のパステル素描と黒と白のスプレーペイントを麻布に描く作品とを組み合わせる作品群を作り出しました。視覚的な 交錯を見せるとともに、ジアネッティは3つの異なる作品をダイナミックで形、材料、そして色をまるでキルトの大きな作品(額入り、 額なし)としています。
色のついた作品としては、ジアネッティは3原色をその作品の主体とし、彼の2次的な感性を取り込み作り出しています。半透明の色の円 を一つ一つカンバスに6層にまで書き込み-それは、一つ一つの層をそれぞれに-万華鏡に映し出させる色と形のように視覚を魅了しま す。また、6層の色は新しい、密度の濃いスプレーペインティングにも生かされています。しかしながらこれらの作品は彼のオリジナル である彩色作品の「ネガティブ」となるようなものであり、ポーカーチップサイズの「ポジティブ」な円形であり、その半透明な円の層 が作る周りのスペースを生み出しています。オイルパステルの作品を制作するにあたり、ジアネッティは何百もの層を筆の代わりに利用 し、既成のガラス瓶で製作しています。ここで描くことと版画的なことは組み合わされ、二者の異なる世界が合成されるという表現を見 出しました。
ジアネッティの特徴である「6層の円形」のバリエーションはアーティストのプロセスと予想外の変化をさらに明らかにし、多重レベル に及ぶ観察へと展開しているのです。これら各位の総合は格子のようなものとして完成し、モンドリアニの作品や円が正方形のパターン となっていくような摩擦を歓迎するかのようである。